書評– category –
-
アナログ|2023年秋 映画化 二人の優しい恋のゆくえと、作者の描きたかったこと
アナログな生活を好む二人の、優しい純愛。2023年秋に映画化するビートたけしの話題作を読んでみました。 -
52ヘルツのクジラたち|魂の番の、届かない声を聴ける人でありたい
親から虐待を受け、人生を奪われてきた貴瑚。彼女を救ってくれたアンさんの想いと愛(いとし)との出会い。 人生をゆっくりと取り戻し、連鎖する優しさを描いた小説でした。 感想を詳しくまとめています。 -
人生オークション|本当に大切なものだけを手元に残し、ゆっくりと歩き出す
溢れんばかりの持ちものを一つひとつ手放し、もう一度歩き出す再生の物語。 自分を見つめ直し、一歩新しく歩みだしたくなる爽やかさ。感想をまとめました。 -
君の心に火がついて|わからない、でも考え続けて。もっと優しく、みんな自由になれたらいいのに
それぞれにある生きにくさ、苦しみ、孤独。 お互いを縛るものから解放されて、もっと自由になれたらと思わずにはいられない、優しさに満ちた物語をご紹介。 -
盲目的な恋と友情|ひとつの出来事を視点を変えて見てみると…交錯するそれぞれの思い
ひとつの出来事をめぐる登場人物たちの思いと、新しい事実。 同じ時間を過ごしても、人って全く違う思いを抱いていたりする。その怖さを浮き彫りにした、斬新な物語。 -
コンビニ人間|彼女は異質か?私たちに根付く暗黙のルールと、苦しみの正体
コンビニ店員としてしか生きることのできない彼女。この世界にしみ込んでいる暗黙のルールに、あなたも苦しんでいませんか? 芥川賞受賞作を読んだ感想です。 -
舞台|旅先での窮地の中、自分を超えようとする葉太。優しいすべての「演じる人」へ
憧れのニューヨークの地で窮地に陥ってしまう葉太。自分を覆い苦しめ続ける陰鬱を見つめ続け、彼はどうなっていくのか。 演じる自分に疲れてしまう優しい人へ。 -
猫を抱いて象と泳ぐ|深くて広いチェスの海…どこまでも潜ってゆく小さな少年
猫を抱いて象と泳ぐ・・・なんとも幻想的で不思議なこの物語、あなたならどう読みますか? -
新しい文章力の教室|人に伝わる文章をロジカルに分析し、すっきりとまとめた一冊
人に伝わる文章って何?感覚ではなく、シンプルに論理的に知りたいあなたへ。文章を書くときに心に留めておきたいこと、この本にはたくさん詰まっていました。
12